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日曜日の1勝クラスで1分7秒8の好タイムが飛び出したように馬場もすこぶる速く、ある程度のポジションが取れる馬を狙いたい。3歳で挑んだ昨年は前半3ハロンが32秒1と暴走気味に飛ばしながらラスト100メートルを切ってもまだ粘っていた◎①ピューロマジック。
《本紙の狙い》前走のサクラジョージは道中うまく流れに乗り、好タイムの3着と健闘した。3組に下がったここは首位争い必至だ。ここでは力上位のココロノニダイメが強敵で、馬体が戻っていればなおいい。今の軽い馬場が合うクリスタルホークも上位に絡む。
ローズSを勝ったカムニャックは、父ブラックタイド、母ダンスアミーガ、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は6戦4勝。重賞は今年のサンスポ賞フローラS(GⅡ)、オークス(GⅠ)に次いで3勝目。
レコードタイムで勝利した前走函館記念は、早め先頭で押し切る強気の競馬。洋芝適性も高く、フロック視は禁物だろう。ホウオウビスケッツは、父マインドユアビスケッツ×母ホウオウサブリナ(母の父ルーラーシップ)。
タイムは1分9秒2(良)。ハナ差の2着にはレッドヒルシューズ(11番人気)、さらにハナ差遅れた3着にサウザンサニー(12番人気)が入った。フィオライアは、父ファインニードル、母フルールシチー、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道日高町・日高大洋牧場の生産馬で、馬主は(株)友駿ホースクラブ。
タイムは1分11秒4(良)。半馬身差の2着にはマイネルユーゲント(3番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にスタートで出遅れ後方から追い上げたバランソワール(1番人気)が入った。バランソワールは、父ロジャーバローズ、母オレンジティアラ、母の父サクラバクシンオーという血統。
タイムは1分33秒0(良)。昨年の2冠牝馬チェルヴィニア(1番人気)は1馬身差の2着、さらに1馬身半差遅れた3着には7年ぶりの平地重賞騎乗となった井上敏樹騎手のコレペティトール(14番人気)が入り、3連単は51万円超となった。
カリボールは、父ジャスタウェイ、母レイズアンドコール、母の父サクラバクシンオーで半兄に2016年の京王杯2歳Sを制したモンドキャンノなどがいる血統。通算成績は42戦6勝となった。
1分58秒6の勝ちタイムも、ペースが速めに流れたこともあるが優秀だ。なにより、スタート直後に行きたがるそぶりを見せたカムニャックを馬群の中に入れて前に壁を作ることでなだめ、追い出すまでじっとして末脚を温存したアンドレアシュ・シュタルケの騎乗が素晴らしかった。
タイムは2分25秒7(良)。2着からさらに1馬身1/4差遅れた3着にタガノアビー(10番人気)が入り、桜花賞3着のリンクスティップ(3番人気)は5着、桜花賞馬エンブロイダリー(1番人気)は9着に敗れた。
※金色は5代以内のクロス
ダンスタイム(牝 1957 Palestine)
├ セントシンボリ (牡 1967 Santa Claus)
├ サクラオンリー (牡 1968 オンリーフオアライフ)
├ サクライチリン (牝 1971 パーソロン)
├ スイートルナ (牝 1972 スピードシンボリ)
└ スイートマミー (牝 1973 パーソロン)
※牝系情報の勝利数はJRAでのもの(1984年以降に生まれた馬で表示)。地方競馬のみを走った競走馬は「母馬名の生年」の形で表示しています
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