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前走の当該週のように坂のいちばん苦しくなるあたりで勢いを失うことなく、鞍上のアクションに応えてひと踏ん張りしたことは評価できる。前走から劇的に上向いた印象こそないが、攻め気配そのものは悪くない。②シンエンペラー【B】栗東坂路併走。
編 岩田康騎手の激しいアクションに応えて、馬がインから上昇してくるシーンが目に浮かびます。新 そもそもハギノアレグリアスは中京コースが得意です。過去に3勝を挙げている舞台巧者で、左回りでは別馬のような走りを見せます。ここ2戦は大敗が続きましたが、今回は前進間違いなしでしょう。
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それを活かせるようなら、下馬評の高い馬たちに一太刀浴びせるシーンがあっても不思議はない。当該週追い切りの段階ではホープフルS1着時と遜色ない状態にある、⑩クロワデュノールを2番手評価。ほか、⑨ピコチャンブラック、③キングスコールにも気を配っておきたい。
典型的な前残りの展開だったぶん差を詰めきれなかったものの、最後まで止めることなく加速するアクションを見せながらゴールできたことは大きな収穫。
直線序盤でふらつくようなところを見せ、手前替えの際に不器用な面を出すシーンもあったが、それを除けば、整ったフォームで走れていたし、鞍上から強いアクションがなくとも、最後まで脚勢が衰えることはなかった。6歳春になっても、動き自体に悪い意味での変化はうかがえない。⑮ママコチャ【C】栗東坂路単走。
リズム重視の単走だった当該週も、上々といえるアクションだった。調整ピッチに遅れが生じている様子はなく、約7カ月ぶりでも力を発揮できる態勢と判断したい。ひと追いごとの良化が顕著な、①ベラジオオペラを2番手評価。ほか、⑦ドウデュース、⑨ホウオウビスケッツにも目を向けておきたい。
実際、3走前に2着だった時の勝ち馬アクションプランはすでに3勝クラスも勝ち上がってすでにオープン入り。前走で負かしたドゥラレジリエント(2着)は次走で2勝クラスを勝ち上がり、先日の3勝クラス初戦だったキングカメハメハCでもクビ差2着。
1週前追い切りでは文句なしのアクションを披露。今週の追い切りでも非凡な動きを見せた。乗り込み量の不足もなく、いい雰囲気で本番に臨めそうだ。2番手は⑮ヒップホップソウル。京都への輸送を控えながらも、直近2週続けて質の高い併せ馬を消化。内容も上々で、仕上がりは良さそう。
夏場に強い牝馬らしく、調教のアクションひとつにしても間違いなく大阪杯のときより上。「今は距離があればあるだけいい」と続ける。この馬のベストパフォーマンスができれば、あっと言わせるシーンが見られるかもしれない。
※金色は5代以内のクロス
Slip Screen(牝 1972 Silent Screen)
└ スクリーンシーン (牝 1981 Exceller)
※牝系情報の勝利数はJRAでのもの(1984年以降に生まれた馬で表示)。地方競馬のみを走った競走馬は「母馬名の生年」の形で表示しています
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