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ゆったりとした入りから、セオ(3勝)を2馬身ほど追いかけリズムよく追走し、直線も鞍上の手綱は持ったまま。それでも、ラスト1ハロンは11秒3(6ハロン83秒4)の伸び脚でクビ先着し、好気配を漂わせた。もともとは27日に追い切る予定だったが、雨で重たい馬場を考慮し、28日に予定を変更。
先行するセオの1馬身後ろで自ら手綱を取った上村調教師と折り合い、持ったままでスムーズに加速。内に入ったゴール前でも余力たっぷりに1ハロン11秒3(6ハロン83秒4)でフィニッシュし、半馬身ほど先着した。「力の要る馬場でやって疲れを残したくなかったので木曜にスライド。
【データからの注目馬・京都10R】◎③セオ☆2016~20年の1月京都、同条件(定量)5戦を参考。前走の馬体重490キロ以上の関西馬で、現級で0秒4差以内なら【1・3・1・3】と連対率50%唯一、データに合致するセオはクラス2走目の前走で勝ち馬とタイム差なしの2着。今度はVの番だ。
いい感じで仕上がっています」セオ(3勝)、サヴァ(OP)と併せ馬。道中は2番手でスムーズに折り合い、直線では真ん中に。重馬場をものともせず、馬なりのままラスト1ハロン11秒5(6ハロン83秒6)とシャープに伸び、セオにクビ差、サヴァには半馬身先着した。
5番人気のトランキリテ(栗・松永幹、牡5)が、6番手追走から直線で馬場の外めを鋭く伸びて、逃げ粘るセオをゴール前でクビ差とらえた。オープン入りに導いた武豊騎手は「切れましたね。初めて乗せてもらいましたが、『状態はいい』と(松永幹)先生が言っていましたからね。
切れる脚を使う馬なのでワンターンのコースの方がいいのかもしれません」◆三浦騎手(シーウィザード13着)「位置を取りに行きたかったが、スタートの一歩目が良くなかった」◆M・デムーロ騎手(スズカハービン15着)「全然集中していなかったし、落鉄もしていた」◆松若騎手(セオ16着)「もう少しやれそうな手応えはあったけど
今回の出走馬で、先述した要点(1~2枠or前走3角1番手+過去実績)を満たしているのは、②グラニット、③スズカハービン、④オメガリッチマン、⑧セオ。従って当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。【馬場予想からの注目馬】②グラニット ③スズカハービン ④オメガリッチマン ⑧セオ
(減点対象馬)②グラニット ⑧セオ【距離実績】2013年以降の1~3着馬30頭すべてに1800m以上の芝競走における1着歴、もしくは芝の重賞(距離不問)で2着以内の連対経験があった。この条件を満たしていない馬は疑ってかかりたい。
現状は1800メートルに対応するトモ(後肢)になっていないから、2000メートルぐらいあった方がいい」◆セオ・岸本助手「ここを目標にしてきた。
トモがしっかりした」セオ・岸本助手「予定どおりの調整ができた」ドンデンガエシ・北村宏騎手「けいこではいいバランスで走れていた」バルサムノート・高野調教師「リズム重視で動きは良かった。スムーズな競馬ができれば」マイネルモーント・高木調教師「元気。
精神面では幼いところはあるが、小回りはいい」◆セオ・岸本助手「1週前にジョッキーが乗ったので、当週はサラッとやった」◆ダイシンヤマト・吉田豊騎手「ずっと使っている馬なので2週連続単走で。
※金色は5代以内のクロス
Dominica(牝 1999 Alhaarth) 0勝
└ ルーラ (牝 2009 Oasis Dream) 0勝
├ ライトサイド (牝 2018 Dark Angel) 0勝
├ セオ (牡 2020 スピルバーグ) 4勝 中央現役
├ ケイプグッドホープ (牡 2021 ジャスタウェイ) 0勝 中央現役
└ ファリーザ (牝 2022 ジャスタウェイ) 0勝 中央現役
※牝系情報の勝利数はJRAでのもの(1984年以降に生まれた馬で表示)。地方競馬のみを走った競走馬は「母馬名の生年」の形で表示しています
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